いつでも空いているから予約不要。受付もなく夜でも入場OK!トップページの写真を撮影したキャンプ場に行くことにしました。
ここは「鉄山キャンプ場」といい、キャンプ場のウェブサイトや雑誌にも殆ど載っていません。大船(たいせん)山のふもと、標高1000mを超える場所にあるキャンプ場で、年中無休。木陰が多く清流が流れるため夏は涼しく、自然が豊かなキャンプ場です。
ここのキャッチフレーズは「ミステリースポット」そのためか?いつもあまり人はいません。まるで心霊スポットのようなイメージの言葉で勘違いされているようです。なんでも「方位磁石が狂う場所」としてなるほど珍百景に出たそうです。ここの経営者によるとかなりの歴史あるキャンプ場だそうで・・。詳しくは看板を読んでください。
入場したら道が奥まで続いていますので、とりあえず奥まで行ってみて、居心地が良さそうな場所を探してください。
場所が決まったらテントやタープを張ります。 私たちは次男の貴史と山崎君が近くにテントを張り、家内と私は車中泊です。当日は他に4~5組程度がキャンプをしていました。広いので、隣人との間隔が開いていて、気兼ねなく会話ができます。
ココは星を見るのに絶好の場所。 周囲に明かりがなく、スモッグの影響がないことから、星の輝きが点滅して見えるほどです。(霧の影響を受けやすく見えない日も多いですので悪しからず)
坊がツル湿原から流れる清流、鳴子川が場内を流れ、ヤマメ釣りや水遊びが楽しめます。クルマを停めてすぐ後ろに流れています。水深は平均30cm程度ですが、雨天の時はてっぽう水の恐れがありますので、中に入らないように注意してください。
渓流にはヤマメが生息しています。そもそも、ヤマメ釣りに来て川を遡上した際に迷い込んだのがこのキャンプ場なんです。ヤマメが釣れるというより、ヤマメを釣る場所と言った方が良いほどのポイントです。しかしながら、キャンプ中に釣ったヤマメでバーベキューというほど、素人にはおいそれとは釣れてくれませんので、慣れた人に指導してもらってください。
なお、キャンプ場内とはい、一般河川での釣りは内水面漁協の入漁券を購入する必要があります。鳴子川は玖珠郡漁協の入漁券が必要になります。鳴子川の入漁権は1人500円です。近くであればフィッシングてらとこで購入してください。
水洗トイレ、水道水、バーベキュー用ドラム缶など、一般的な設備は常設されています。シャワーはありません。真夏は行水でもいいのですが、近くには九酔渓温泉、筋湯温泉、長者原温泉など多くの温泉があります。他に場内にはバンガローというか、常設テントがありますが、利用したことはありません。
私はあまりキャンプ場には行かず野宿が多いほうなんで、あまり比較はできませんが、ココは枚挙にいとまがないほど魅力を持っていると思いますので、ぜひ訪れてみてください。
帰りにフィッシングてらとこに遊びに行きました。鉄山キャンプ場から約20分の場所にあります。貸し竿がありますのでキャンプのバーベキューや燻製用のニジマスを調達するのにもおすすめです。
家族連れの場合、九重町の観光地はたくさんあります。あまりメジャーではありませんが、タデ原湿原は一見する価値がある場所ですので帰りに見学してみてください。