愛車のクリーデンスはキャラバンスーパーロングハイルーフベースを採用しているため、助手席後部の”小窓”がついていません。
NV350標準ルーフワゴン仕様は両面付いているのに、なぜかハイルーフのみ付いていないのです。夏の暑さ対策として、風が抜けるようにするには小窓がほしいので、交換できないものでしょうか?
そこで、カタログに掲載されている標準ルーフのNV350のワゴンGLロングボディに採用されている助手席側スライドドアに付属する小窓付きサイドガラスと、ハイルーフスーパーロングの小窓付きサイドガラスが同じか否か調べました。
ディーラーに交換を依頼したら「ガラスの型番がわからずできませんでした」との意外な回答。交換部品は、実際に小窓が付いた車両ナンバーで発注するそうです。
次にウインドの形状が同じかどうかの検証ですが、ディーラーでは逆引きの調査はできないのでヤフー知恵袋で質問したところ、「型番はわからないが取り付けはできる」との情報をいただきました。
次に車両番号の入手ですが、どなたかの標準ルーフ小窓付きのクルマの持ち主がいないか、いろいろ調べてみましたがどうしても見つかりません。仮に友人関係で見つけたとしても、車検証見せてもらってナンバーを教えていただくなど、不審者と間違えられる行為です。町の修理工場に相談しても調べがつかず、とうとうダメでした。もう諦めかけていたところ、知人から一報。
「よしむら自動車ガラスに連絡してみたら?」
九州で一番大きなガラス専門業者。もちろん純正部品です。
「調べればわかりますからいいですよ!」っと一発回答。さらに電話口で価格まですぐ教えてくれました。最寄りの支店を紹介してもらい、部品の入荷を待って取り付けを行いました。取り付け工事は4時間ほどです。どの車種がどの窓ガラスを使っているのか、独自の資料をもっているんですね。どこの世界にもプロがいるんだなって関心しました。
思った通り風の出口ができただけで、驚くほど風が通り抜け、ずいぶんと快適になりました。
外した窓はヤフオク行きです。