昨日北九州発、話題の「ネジチョコ」いただきました。
このチョコレート、福岡県北九州市の菓子店「グランダジュール」から販売されている商品で品切れが続いているそうです。
官営八幡製鉄所の関連施設が世界遺産に登録されたことをきっかけに発売したそうですが、「神戸フランツ」という店からも似たものが発売されています。
私は「グランダジュール」のものを頂きましたがこの商品、精度の高さに感心させられました。どうせ口に入れる製品、合理的に考えるとその必要はないのでしょうが、そこにこだわるのが職人。ご覧の通りネジを締めていくとピタッとネジが止まります。
この構造どうなっているんだろう。金型と同じようにアンダーカットになっているから回転コア&置き中子が必要。ブルーミングが発生するからチョコレートは急激に冷やせない・・ってのがいかにも凡人の考え。私の発想はせいぜいそこまででしたが、やっぱりスゴイ人はいます。
驚くことに3Dプリンターで型を作ったらしいのです。は~なるほどと感心。
なんで気づかなかったんやろ。ボルト&ナット=金型って思い込むことが柔軟性がないというか頭が固い証拠です。
これなら1日で型も出来上がりますしコストは1/100、品質問題も解決。手作業でボリボリ生産できるから何にも問題ありません。どうだ3Dプリンターっていう感じです。ちなみにシリコン製の反転型がネットで販売されていますが、これはネジの外形イメージは作れるものの「勘合」させることはできません。
今度時間があるときに製氷皿やコンニャク、蒲鉾とかのねじを作ってみようかな。