北部九州において甚大な被害をもたらした豪雨。 伐採されたスギの木や、傾斜の強い場所、河川の側に植林された針葉樹などの流木による被害について、林野庁は福岡県朝倉市、大分県日田市の被災地で現地調査した結果、森林の状態と豪雨による山崩れに因果関係は認められなかったと発表しました。
針葉樹の植林により失われた水源涵養機能によりどの程度被害が拡大したか公表せず流木による被害はお天道様が悪いと言わんばかり。「どの口が言っとるんじゃー!」と腹が立ってきます。どうして20万トンものスギの木が流れ出たの?と聞きたくなります。そして何を根拠にこんなに迅速に結果が出るのか?ならば災害の予測もついてただろ?と問いただしたくもなります。
渓で釣りをしているとこのように両岸がスギに囲まれた場所が多いことに気づきます。
誰の責任もない問題も反省もないじゃいけません。願うところ災害をなくすための問題点を調査し今後対策を講じていきたい旨の発表であって欲しかった。
ニッポンの官僚は土石流が発生するような山奥には住んでいないでしょうが、多くの人はこれは明らかに人災だと思っているのではないでしょうか?
・・今夜は暑くて寝苦しいのでウダウダ書いてしまいました。