佐伯まで

 古くからの友人が入院との連絡を受け大分県の佐伯市まで見舞いに行ってきました。

 北九州から佐伯までは東九州道が開通したことにより片道200キロ、3時間弱で到着します。昔は5時間近くもかけてこの地に徹夜で釣りに行ったものですが、この歳になるとちょっとキツイので佐伯市近くの「道の駅やよい」に前乗りし車中泊しました。

 それでも前日仕事を終えてからの移動だったので到着したのは23時を回っていました。
 風が強いうえ冷え込みが厳しく外気は3℃。隣で車中泊しているハイエースのキャンピングカーのFFヒーターが耳障りでしたが「資さんうどん」で購入したおでんで一杯飲むといつのまにか朝まで眠っていました。

 翌朝8:30にオープンした「道の駅やよい」で朝食を購入。「雪ん子寿し」という地元のグルメを発見したのでいただきました。

「この黒いのは何だろう?」食べてみると大根と椎茸でした。後で良く見るとちゃんと書いてありました。家内はとても美味しいと好評でしたが私は椎茸は苦手です。正直口に入れておりません。笑

 10:00になり、隣接の「番匠おさかな館」に入ってみます。大人350円。番匠川に住む淡水魚を中心に海外の淡水魚を展示しています。
 目的は「あぶらびれ」を持つ番匠川の魚。そう、アマゴとアユです。
 アブラびれは、サケ科の魚だけが持つ背びれの後ろにあるもう一つの背びれのことです。
 大水槽の中にいましたアマゴは深い位置に定位していました。アユもいました。アユは一年魚なので本当ならばこの秋に産卵し、今頃はいないはずなのに・・。

 ウナギや絶滅危惧種のアカメなど他にもたくさんの生き物が展示されています。

 規模は小さいですが熱帯魚なでも展示されているのできっと子供たちにもウケると思います。

 部首に魚がつく漢字いくつ読めますか?
 私は30でした。「そりゃ魚やないやろ!」解せません。

「道の駅やよい」には温泉がオープンしており、塩湯や家族風呂などもあります。佐伯市内には道の駅はなく、国道10号線沿いでは最も佐伯市に近い道の駅となります。

 南海医療センターに到着~お見舞い。有料の駐車場は立駐しかなく2.1mの高さ制限。私のクルマは2.35mなので入りません。いつも駐車場には悩まされます。やむなく隣の老人ホームに駐車しました。パッと見た目介護車みたいなので溶け込んでいました。
 無断駐車スイマセン。

 氏は今年76になります。出会ったのは25年以上も昔の話。大手通信会社で働いていた氏は小柄ながら柔道5段で講道館に名前が刻まれているほどの腕前。その力を買われ不良債権取り立て係の責任者をしていました。当時その心労がひびいたせいか解離性大動脈瘤で倒れてしまいました。

 釣りのつながりから文通することになり「元気になったら釣りに行きましょう!」と約束。手術後体力を取り戻し、大分県の名礁「横島1番」という磯にいっしょに上がりそれから氏との付き合いが始まりました。

 それからというもの当時営業マンだった私は氏の自宅がある大分県の佐伯市で仕事を終えて合流。エギングロッドを担ぎ、夜半まで鶴見半島、四浦半島の防波堤でミズイカ釣りをしてきました。

 おかげで佐伯市内でいろんな釣人と知り合いになりました。いつも小言が多いパーマ屋の店主、陽気な喫茶店のマスター、防波堤ばかりパトカーで巡回する交通取締り警官釣り師、幽霊が怖いお寺の坊主など氏に似て変わった釣り人ばかり。

 その後の20年間、チェーンスモーカーの宿命の肺がん、甲状腺がん、膀胱がんを発症。”タバコを続けながら”克服し開胸手術の退院の日に迎えに行ってその足でミズイカ釣り。やはりその日は寝込んでしまいましたが、体のことなど何も考えていない氏も誘う私も「バカ」級の釣り師のようです

 近年は脳梗塞、肺炎、心不全をたて続けに発症、それぞれ入院しましたが、入院中も看護師にちょっかいをかける始末。そして今回は腎不全とのことで再入院。全く病気のことなど気にしない精神力はどこから生まれるのでしょう。

 ここまですごいと「大丈夫だろう」という気がしてあまり心配しなくても治るように思ってしまいます。しかし今回は奥様からお電話いただいてのお見舞いで心配しました。氏はいつも不死身。きっと今回も病気を克服してくれるでしょう。

 元気な顔を見て安心したので帰りは蒲江に海鮮丼を食べようと思案したものの佐伯から宮崎方向に往復一時間かけるほどのものでもないので今回は断念。ファミリー向けのチェーン店で軽く?食事して帰路につきました。

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