激安3Dプリンター購入の巻

 今日から9日間の年末年始休暇。TVじゃ「戦力外通告やあの芸能人は今・・」などとゲスな番組やってます。ああ無名でよかった。

 毎年寒くなる時期は萩で車中泊するのが好きなんですが、年末年始の渋滞がありますので断念です。ボケっとテレビを見ながら休暇を過ごすとニッポンから戦力外通告されそうですので3Dプリンターを購入しました。

 3Dプリンターといえば、アメリカが”飛び道具”のデータを公開するなどと物騒な話題になりましたが、庶民の私たちにもいよいよ手が届くようになりました。といっても一般家庭でどういったものを作るのかと思うと思い浮かびませんが、趣味の世界ではきっと活躍の場が多いのではないでしょうか?ネットの投稿ではフィギュアや模型などのご趣味をお持ちの方が圧倒的に多いようです。

 3Dプリンターの使い方としては、提供している人から販売サイトを通じて購入、ダウンロード。そのデータを3Dプリンターを造形(プリント)するといった方法で造形したものに塗装を施したり洋服を着せたり?することになります。データの加工は出来ないポリゴンメッシュという方式で提供される場合が多く汎用性はありません。

 フィギュア系ですと3次元アニメーションソフト、工業デザインですと3次元CADを使えば3Dプリンターを使えばいろいろなことができる可能性があります。

 私の職場でも商品試作のためFDM(熱溶解積層方式)の3Dプリンターを6年前に導入。多くの機種の造形サンプルを比較した上、最も品質の優れたS社のものを購入。大型冷蔵庫ほどの図体で700万円以上もしました。ランニングコストも高く10g程度のものを製作するのに1000円近くもかかります。そりゃ家庭ではおいそれと手が出ません。造形の度に1000円かかるんじゃ我が家が崩壊しますからね。

 それから5年が経過した今、アメリカやアメリカがリードしていたこのマーケットは今じゃ中国の独壇場。もっともこれに限らずですが・・。

 私が購入したFlashforgeという人気プリンターですと当時の1/100の価格で購入でき、ランニングコストも1/20まで下がっています。図体も電子レンジほど。恐るべし中国パワーです。頑張れニッポン!ナショナリズムの塊の私でも日本製は買いませんでした。世界に誇るはずのキャノンやエプソンさん何しとるんかいな・・。

 前置きはこれくらにして、早速出来栄えをインプレッションしました。サンプルデータはシーバスなどに使えるルアーで事前に作成しDLできるようにサービスサイトにアップしております。少し腹が出ているところは動きのトロいメタボ魚を模したものであり作者とはなんら関係はありません。下のデータはそのまま造形できるように並べています。

180929 Salt Minnow85 by kmttk1182 on Sketchfab

180929 Salt Minnow85 ABSbody by kmttk1182 on Sketchfab

 プリント(造形)の流れは、①3次元CADで設計→②データをSTLで書きだし→③フロントエンド&スライサーと呼ばれるアプリでGコードを作成→④3Dプリンターで印刷となります。

 どんなものが出力されるかハラハラ。使い物にならないものだったら7万円がパーですからねぇ~。

 事前準備も完了。といってもPLAという樹脂を穴に入れてセットするだけ。通常はキャリブレーションなどといった面倒な工程もあるのですが、この機種はオートマチックでやってくれます。造形にとりかかる時間はほんの1~2分。

 これまで使ってきたS社の高級3Dプリンターと比較するのもなんですがこれはいい。廉価版の圧勝!

 そして稼働音も信じられないほど静か。小さな冷却ファンの音がしますがほとんど気になりません。これも勝ち!

 造形時間は標準で約104分。約4時間16分。これはピッチ最小の50µmでの話、職場のものは178µmなので比較できませんが数値上は廉価版の勝ち!



 印刷中のトラブルもなく完成しましたがここでトラブル発生!

 造形物をビルドプレート(台)から外そうとしたのですがビクともしません。いろいろと試みたのですがどうにもならずドライヤーをあてて樹脂を柔らかくし、ようやく外れました。

 サポート材も造形物にしっかり付いており外すのが大変!これははっきり言ってぜんぜんダメです。完敗です。

 その後積層を50µmにしたものを作成しました。精度は非常に高く、はっきり言って高級3Dプリンターよりも優れています。

 中国製=安かろう悪かろうという先入観がありましたが、今回は質の高さに驚きました。

 今日から9連休。イロイロといじりたおしてみようかな。

 

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