危ないことは怪我のうち

 昨日母が裏庭でゴソゴソやってます。 両親ともに85歳を迎えてますが成人病の私より元気で何より。

 そんな日常を二階の窓から眺めながらパソコンに向かってゴリゴリホームワークやってたところ、突然の大きな物音が聞こえてきました。

「危ないから藪に入らん方がいいばい」「やめときっちゃ」!といつも言うのですがいうことは聞きません。

 因みに我が家は流行の二世代住宅というやつで一階は両親、二階は私たち夫婦の住まい。息子2人は結婚して近くに住居を構えもう1人は来春には結婚し家を出る予定です。

 話を戻しますが、しばらくすると動物の泣き声のような声が断続的に聞こえてきました。その尋常ではない声はなんだろうと様子を見に一階に降りたところ、聞いたことがないほどの悲痛な母の声だと知りました。

 なんと部屋では耳から血を流し父が手当てをしていました。母は声にするのがやっとの状態で「病院に連れて行って」と叫んでいます。何が起きたのか父に尋ねると、母が山菜の「明日葉」を採取するために裏庭に出たところスズメバチに耳を刺されたことがわかりました。

「そりゃヤバイ、すぐ病院に連れて行った方がいいばい!」行きつけの内科医院に電話したところ、皮膚科に行ってくださいとのこと。苦痛に額を歪めた母を車に乗せ父は近くの皮膚科にすっ飛んで出かけました。ところが運が悪いことに昼休みで診察はしてもらえないと電話。診察時間まで待っててアナフィラキシーショックでも起こしたら大変。

 すぐさま父は救急病院に向かったたところ、昼の診察は1時からです。とのこと。結果、待合室で時間まで待機したそうです。

 幸い大事には至らずに済みましたがこんな時は遠慮せず救急車にお世話になる方が良いかもしれませんね。

 その間、私は自宅待機。現場付近を確認。造作なく奴らのアジトを割り出しました。てか母の刺された場所の僅か2mの位置にある椿の木の枝にバレーボールほどの巣があり、たくさんのキイロスズメバチが出入りしていました。

 翌日のスズメバチ退治に備えネットで情報収集。電話一本で業者が来てくれますが次のような条件を考慮し打つ手を決めました。
・時間はたっぷりあるが金と設備がない。
・専門知識はほぼほぼない。
・たぶん一回だけ。
・刺されない。 そして今日、私は母の恨みを晴らすべく、昨日の事件現場に集合。(私1人ですけど)

 その奇抜な方法とは、コレ!

 準備してたら隣のおばさんから「お祭りの準備でもしてるん?」とさ。見た目はさぞかしおかしな格好でしょうが機能性は最強!テレビで「危険生物ハンター」みたいな番組やってますが紹介したいほどです。

 道具は蚊帳と傘だけ。これはもともとキャンピンカーに積んでいたもの。キャンプ地にアブやブユが大量発生しているときはバックドアに蚊帳を吊るしておくと便利なんです。初めてのスズメバチ退治なので用心のため上着を着ましたが暑くてたまらんのですぐ脱いで作業しました。

 そして緊張の瞬間。蚊帳の上から巣に「ハチ・アブバズーカ」を持ち巣にぶっかけますと集団がすぐさま四方に飛び立ちました。これらの集団が一斉に襲いかかった時に備え、キンチョールで迎え撃つ予定でしたがキイロスズメバチの集団は5秒もせず周辺に落ちました。

 巣にいなくて近くにいたスズメバチが数匹襲いかかってきましたが、蚊帳の内側からシュッとひとかけすると、いとも簡単に落下。ゴキブリの1/10の時間です。最初の1分で勝負終わり。周辺の道端や庭などあちこちにハチが落ちてました。これで一件落着、ハチに刺されることもなく無事終了です。

 ところがこの後痛い出来事がありました。空いたスプレー缶に穴を開けようと横着して近くにあったスコップの角で叩いたら凹むだけ。なかなか穴は開きません。イラッときて力強く缶を叩いたら親指の爪を叩いてしまい悶絶・・・。

 正直スズメバチに刺されるより痛い思いをしました。爪の中には小さな血豆が・・・。普段やらないことをするときは十分注意しましょう。

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