長崎県生月島

 ホテルの予約もない気ままな車中泊ですからスケジュールはどうにでもなります。

 小雨交じりの天気の中、田平から平戸大橋を通り平戸島に渡り、生月大橋を経由し生月島に入りました。この地も渡船を利用して何度も磯釣りに訪れた場所ですが初めての観光です。


 生月島に入り、ナビの示す通りに車を走らせ島の中央に差し掛かるところでガソリンを補給。明日は日曜日なので今のうちに入れておいた方が賢明。
 スタンドのおばさんにこの地のおすすめ観光ポイントを尋ねると、「サンセットウェイ、塩俵、大バエがええよ!」とのことでした。特に「サンセットウェイ」は東シナ海側の道が信号も電線もなく、クルマのCMに何度も使われる道だそうです。

 先ずは先端部の「大バエ灯台」。駐車場に到着してテクテク灯台に向かいます。この灯台付近は有名な磯釣りの場所。断崖絶壁の上にあります。

 この付近の磯を良く見ると太公望さんたちがいるいる。地元の人たちがこの絶壁を降りる際に落下する事故がを絶たず危険な場所です。たぶん私なら落ちる以前にキャパシティを超えて心筋梗塞を起こすに違いありません。そんなことを考えていたら近くの崖っぷちから老人が釣り道具を全身に提げ、肩で息をしながら上がってきました。

 こんな危険なところを降りて釣りに行くなんて、これからも気を付けて釣りを楽しんでくださいな。


 ここが「塩俵」。見下ろすか見上げるかの違いこそあれど、私にとっては日常の光景でした。

 ここから遊歩道が大バエ灯台に続いており歩いてみたかったのですが、時間が遅いため断念しました。

 クライマックスは「サンセットロード」です。
 今日は雨なので望めませんでしたが、天気の良い日の午前中は海の色が青く発色し、午後からは眩しく輝き、夕刻はサンセットを眺められるといった感じかな? 雨天でもこれだけ素敵な道でした。

 本日の宿泊地は「道の駅生月大橋」です。生月大橋の真下でとても景観が良いところです。



 近くに温泉はありません。こんな時はシャワーの設備が欲しいところです。この時期は我慢できますが暑い時期になると温泉探しを強いられます。それまでになんとかシャワー設備を考えましょう。田舎ですがちょっとした売店はあります。外は既に雨模様。夜になるとクルマは2台のみでした。

 こうしているとキャンピングカーって移動式の住宅。まったく日常と同じ生活ができるのですから快適です。目的地や季節が異なると違った趣があるので旅の都度違った楽しみがあります。

 食事の準備開始。シャルドネチーズとフルーツトマト、ナッツでオードブル。食事ははカツとじ。

 サーモンとソーセージのソテー、手軽に即席のうどん&後に雑炊。
 ちょっと雑炊と真空パックのごはんとの組み合わせは忘れてはなりません。炭水化物抜きダイエットは1か月も続きませんでした。

 飲み過ぎたせいか夜は2度もトイレに行く始末。ウォシュレット付きの綺麗なトイレですが、センサースイッチの電気のため、用を足していたら突然真っ暗になるので正直不気味です。利用する際は懐中電灯持参でどうぞ。
 夜は大粒の雨が良く降りましたが夜が明けると霧雨になっていました。
 6時には目を覚ましとりあえずコーヒー飲んでテレビ見てたら出発のj時間となりました。
 しかしタブレットでご当地グルメ、朝食をググってみますがどこにも見当たりません。生月島には「アゴ出しラーメン」が紹介されていますが11時オープン。少し遠いけど唯一見つかった田平の「だるま食堂」に向けてここを出発しました。 つづく 

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