東彼杵での活動

 5月26~27日、東彼杵で「彼杵おもしろ河川団」の活動を行いました。

 早朝朝6時に自宅を出発、道の駅「彼杵の荘」に9時に集合。

 池田団長のもと、この会のメンバーの県北グリーンクラブ、西日本大学、筑波大学や長崎大学などの研究機関、生物、環境コンサルタントや土木研究所が主体となり活動を行っています。

 2日間の活動予定は初日に学校林の伐採と植樹、アユ遡上実験、夜は作戦会議。翌日はドジョウ養殖調査を行う計画です。

 生憎の雨の中、地元の彼杵小学校の学校林に入り針葉樹を伐採し間伐材を運び出す作業を行いました。

 間伐材は実に重く中には30キロはあろうかと思われるものもあります。ツルツルと赤土で滑る山道を降りるのが厄介で途中3回も尻もちをつく始末。

 この作業は過酷で一本の間伐材を下すのに大変な労力が必要となります。

 伐採した箇所にはドングリの苗が植樹されました。

 大学生達も良く頑張りました。間伐材は図書館に運び薪ストーブの燃料として使います。

 針葉樹の間伐材は先の北部九州水害の直接的な原因とも言われているので活動が良い成果につながるように願っています。 

 その後昼食をとったあと、串川に移動しアユの遡上実験を実施。4月に設置したこの魚道により、段差をアユが乗り越えて産卵をしてくれたかの調査です。

 昨年まで遡上が出来なかった魚道、今年の変更点は傾斜の途中に段差を付けたことで登れたかな?

 そもそも魚はこの魚道を登ることができるか? 魚道の構造についての実験も行われました。

 魚道の下に生け簀をつくり、投網で捕まえた魚を24時間監視カメラを付けて遡上を行ったかどうかの調査です。

 夜は「彼杵おもしろ河川団」の会議。今期の活動計画について話し合いが行われました。みんなホントに良く頑張ります。

 翌日はドジョウの養殖調査。昨年放流した個体は順調に生育していました。

 安来節でお馴染みのドジョウ掬いを地で行ったわけですが、一時間もやっていると立ち上がるのが困難なほど。踊りの通りです。

 泥まみれになりながらの活動、お疲れさまでした。

 長崎新聞の取材が行われ掲載されました。詳しくは彼杵おもしろ河川団のwebサイトへどうぞ。

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