シャワー用バックドアカーテン

 ついに完成しました簡易シャワー。車中泊やテント泊において寝る前のシャワーは私にとって必需でした。

 特に海釣りに行ったときはこれがないと眠れないほど。川の水も独特の臭いがするのでシャワーは欲しい。ということでオリジナルシャワー設備を考えるようになったのですが、どうしても「設置が面倒」「使いずらい」「使われる場所が限られる」といった問題がありこれまで納得するものができませんでした。今回のものはコンパクトに収納できるうえ、目立たず、満足のいくものができました。

①カーテンレール(枠)
 折りたためて収納できることが条件。フラフープや園芸用の支柱を探してみましたがいずれもカッコが悪い。ワンタッチテントなどの枠に入っている鋼線(ピアノ線)が良いのですが手に入りにくく、持っているものを分解して使おうと考えていたところ、物置に使っていない天蓋の枠がありましたのでこれを流用。1本継ぎ足して長さは2700mmでピッタリでした。グラスファイバーを塩ビで覆ったドーム型テントの骨などと同じものです。



②シャワーカーテン(黒)
 Amazonで購入。1057円。180cm×180cm ユニットバス無地シャワーカーテン (カーテンリング付属)。透けず目立たずを考慮してカラーはブラック。180cmあれば頭と足が隠せます。長さが不足するので2枚購入しカットして縫製。前もってカーテンリングは取り付けておきます。

 撥水スプレーをしておくと水をはじくので使用後にすぐ収納ができます。

③マジックテープ
 カーテンの端が開かないようマジックテープを縫い付けておきます。合わせ目が重なるようにつけておきますと隙間が開きません。

④固定用のヒモと吸盤。
 紐は長さ調整後カット。吸盤に結び付けておきます。複数のクルマで使う場合はカラビナを使ったら良いでしょう。

⑤ポリタンク20ℓ。
 1人で約10ℓあれば充分に使えます。蛇口は吸盤を用いてポリタンクに取り付けます。

 ポリタンクの表面が凸凹しているので、シールを貼り付けておくと吸盤が外れません。

 LED 照明を取り付けると夜の準備がラク。下にはスノコを敷くと足が汚れずベターです。

⑥シャワー
 ロゴスのモバイルシャワー等の携帯用シャワーを使います。(無ければバケツで浴びてもいいですが・・)

 以上の通り用意しましたら準備にとりかかります。

 先ず、湯沸し器がないため水は前もって沸かして適温にしておく必要があります。
 このポリタンクに実質18リットルの水を入れたとして水温が10℃しかない場合、40℃まで温めるならば、6ℓのお湯を沸かして入れないといけない計算になります。環境にもよりますが1ℓのお湯を沸かすのに5分程度はかかりますので30分程度は必要でしょう。真夏なら車内に水を置いておくと水温が30℃近くまで上がりますので、沸かさなくても丁度いいと思います。
※沸騰=100℃ とした場合の概算

・(10℃°×xℓ)+(100℃×yℓ)=40℃(x+y)
・X+Y=18

10(18-y)+100y=40((18-y)+y)
180-10y+100y=720
90y=720-180
y=540/90 y=6ℓ x=18-6  x=12ℓ

 ロゴスのモバイルシャワーをDC12Vに接続します。シガーライターから供給できるので殆どの車種で使えます。



 カーテンレールにシャワーカーテンのカーテンリングをくぐらせ、バックドアに吸盤を用いてカーテンリング4ヶ所に固定。カーテンが平行になるようロープの長さを調整後カットして固定します。収納時はリングに結ばれた吸盤ごと直せば次回すぐ使えます。

 取り付け完成。カーテンの中にシャワー、ポリタンクを入れて使用します。

 海水浴での着替えやシャワー、非常時のトイレなど汎用性が高いと思いますがいかがでしょうか?

 特に夜なら目立たないように使えそうですが、近日中テストしてみます。

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