彼杵川いきもの調査

 退職が決まりわずか数日で有給に入ることになりました。

 有給消化なんてしたくはないのですが次の仕事の目途がたつまで収入がありませんからスミマセン。

 有休初日は彼杵町でボランティア活動に参加しました。このイベントは所属している「彼杵おもしろ河川団」の行事で今回はドジョウの生育調査と今期設置したアユの魚道の効果検証を行います。

 気持ちよく行こうと近所の理髪店に行き、9:30のオープンを待ち30分前から入口前の長いすに座ってたら、9:30開店前におばちゃんがやって来て入口に立ちこちらを見て見ないふり。「あっ!」と思ったら私から離れた位置にいた高齢のおじさんがすぐに立ち上がり次に並びました。近くにいた兄ちゃんと競ってすんでのところで3番目。僅か3メートル前の出来事。

「クソーっ!こっちは12:30に長崎で待ち合わせなんで遅刻しないよう9:30の開店を待って並んでるのに・・」。それにしてもわかっていながら知らんぷりして並ぶオバはん、仁義ないなあ・・いつか痛い目あるやろ。

 まあ「許す」ってことは人間様にしかできないことですからね、スルーしました。散髪を済ませそのまま気持ちよく移動。

 移動中、既に雨は本格的になりつつあります。折からの台風が梅雨前線を刺激し大雨の予報です。

 彼杵のカスタムプロホワイトに12:30に集合して雑談。

 先ずは池田さんの案内により先般彼杵川に取り付けたアユ傾斜板を確認しに行きました。翌日の21日に遡上実験をする予定の場所です。いい感じで流れてます。おそらくアユであろう5cmほどの小さな魚体が滝を登ろうとしていました。

 なんで天然のアユって小さいんやろ。他の河川じゃ20cm近いのに。

 すると突然の大雨。ここまで20分かけて徒歩で来たので100mも走らないうちに体力切れてギブ。なすがまま雨に打たれずぶ濡れ。

 クルマに戻り濡れた服を着たまま次の目的地に移動。いいんです、どうせカッパを着ると暑くてたまらんし汗でビショビショになりますから濡れたTシャツのまま作業開始。

 休耕田でドジョウの取り上げと計測を実施しました。

 林氏、荒巻氏と和田氏が泥まみれになりながらドジョウを捕まえます。ドジョウ踊りで有名なガチな安来節でした。

 捕ったドジョウのサイズを測定して池に戻します。15:30までかかり約150匹のドジョウを採捕しました。ドジョウ鍋は食べたことないですが今度にしときます。

 林さんに自家製のスイカをごちになりました。庭にはデラウェアも実っています。「いいなぁ農家・・」

 ずぶ濡れの中、林さんとドジョウ責任者の荒巻氏が主となり今後の打ち合わせを実施。動いているときはいいんですが、じっとしていると震えがきました。くわしくは「彼杵おもしろ河川団」のwebサイトへ。

 夜は河川団の懇親会を開催。外は恐ろしいほどの豪雨でバーベキューは中止となりました。

 しかしこうして自分の写真を見るといかに腹が出ているかが客観的に見えますな。上から見下ろすとそれほどでもないのに。

 21日は午前6時からゴミ掃除と先日見学した傾斜板下で魚を採捕し遡上実験を行う予定でしたが雨のため延期になりました。遠く茨城、東京から集まっていただいた会員の皆様、大変お疲れ様でした。

 今回の集中豪雨は最近話題の「線状降水帯」というやつで、背振山の南東方向に延びているのは一昨年の大水害と同じ様相。長崎自動車道も大分自動車道も九州自動車道もこの雲の下は通行止め。さらに雲は次々と発生するので一路伊万里、唐津方面に走り、北九州まで帰りました。

 2時間の行程が3.5時間もかかりましたが渋滞もせず無事帰宅。ちょっと疲れたけど美味い酒飲めて楽しい活動だったな。

PS:教えてもらった右のihightwayという無料アプリ。高速道路の渋滞、通行止めがほぼほぼリアルタイムに確認できて便利でしたよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA