車内で白飯をいただく方法 その2は、お馴染み真空パックの白飯です。
既に市民権を得た商品なので今更と言えますが、あらためて検証した結果は次の通りです。何も新たな気づきはありませんでしたが、とりあえずレポート。
検証した商品は次の2商品。いずれも、レンジと熱湯での調理が可能なものです。
製品名は「サトウのごはん」と廉価商品の「ごはん」の2つ。
記載された時間通り行うため、水は沸騰してから投入します。水の量は商品の容量400gに対し、丁度良い水の量は鍋にもよりますが1200gでした。
1200gを沸騰させるのに必要な時間は7分。沸騰後に商品を投入しました。
製品には容器面を下にして湯につけるよう記載しておりますが、浮力で浮き上がろうとします。このように蓋を持ち上げるほどの浮力があります。湯が”肩”まで浸かった状態にならないので、結局蓋をずっと抑えていました。鍋が小さいとフタができません。つまり浮き上がってもフタが浮き上がらない大きさの鍋が必要ということです。
予定の時間が経過し、出来上がりました。炊飯に比較し美味しくはないけど、フツーの味です。臭いもあまりありません。
廉価盤ですが、味に大きな差はありません。
参考に、電子レンジでも別に調理してみました。調理時間は記載どおり2分です。仕上がりはご飯がべたっとしたまま、ふっくらしていません。上との参考写真を比較すると目視でも確認できます。時間を置くとレンジで調理したものはベタッと固まってしまいます。
この商品「ごはん」には腐敗防止や品質維持のためのPh調整剤や環状オリゴ糖などの食品添加物が入っていました。
結果、メーカーの食味の違いはありますが、どっちが美味いという差はありません。どちらも芯はないものの舌触りが良くなく、炊飯するより味は大きく劣ります。ごはん独特の臭いは多少ありますが、気にするほどの臭いではありませんでした。
手軽さの点では真空パックのタイプは短時間で失敗なく食べることができます。レンジを使用する際2分と記載されていますが、キャンピングカーに積まれる電子レンジは出力が低く5分ほど必要と思われます。それでも短時間で加熱が可能です。
食品添加物については食品衛生法により表示が義務付けられています。メーカーによって異なりますので気になる方は購入時に確認してください。
商品名 | さとうのごはん/ 佐藤食品工業 |
ごはん/ドリームズファーム |
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煮沸(1200ml) | 7分 | 7分 | (レンジ) |
加熱 | 15分 | 14分 | 2~5分 |
合計 | 22分 | 21分 | 2~5分 |
車中泊での炊飯は、準備/後片付けが面倒で、車中泊でも弁当を食べたりするので、どうしてもご飯を食べたいときはパックご飯になってしまいます。
そこまで米粒にこだわらないときは、豆腐1パックかウドンを主食にしてます。
記事のパックご飯の湯煎とレンジの比較まではやったことがなかったのですが、湯煎の方が美味しいのですね。参考になりました。
私は、パックご飯を耐熱のアイラップに移し入れて、空気を抜いて余裕を持たせて封をして、少ない水量で湯煎します。
これだと割とふっくらする感じです。
返信が遅くなって申し訳ないです。キャンピングカー生活から離れて5年、今は次のキャンピングカーを物色している次第です。少し距離をおいてみるとキャンピングカー生活って不自由と手間を楽しむテント泊との中間にあたるような気がしています。キャンピングカー生活は不自由半分のアウトドア生活でした。車中においてバッテリーで炊飯するなら自宅と同じですし、それならコンビニ白飯で充分。炊飯器で炊くより旨しメスティン炊飯の方が興味があります。最近発見したのですが白飯を冷凍し湯煎するとパックご飯よりふっくらすると思いました。スピードかコストか時間か手軽さかを探求したいですね。これだけのテーマでも結構追及すると面白そうです。パックごはんは飯器と比較してふっくらしないのが欠点と思いますが袋から出して湯煎する方法、今度やってみます! 数年ぶりにコメントいただいて嬉しかったです!ありがとうございました。