佐賀県呼子

 この1~2年、キャンピングカーのおかげでずいぶん旅を楽しめましたが、唯一行っていないエリアがあります。
 佐賀県。この数十年間もただ釣りにいくだけ、または通り過ぎる場所だったのですが、一泊二日で行くにはちょうど良い距離ですし、たまには景勝地を廻るのも良いかなと思いたって、2月4~5日にランドマークを中心に行ってみることにしました。出発前にはグーグルマイマップに行き先を登録、カーナビのデータを最新にアップデートし、朝8時には福岡を出発しました。
 呼子大橋を渡り加部島の「風が見える丘公園」に2時間足らずで到着。

 「あそこの筏に父と行ってタイを釣った」とか「あの港から小川島に船で行ってアジ釣りに行ったよ」とか「隣の藻島に行ってルアーでデーメバル釣ったんだぞ」とか、家内にとっては面白くもなんともない釣りのことばっかりですが、釣りバカのつまらない話に文句も言わず黙って耳を傾けてくれてます。ここでは特筆することもなく早々に切り上げて次は加部島北端に移動。

 道なりにどん詰まりまで行くと無料駐車場があったので、そこに車を停めて遊歩道を歩き始めると、ほどなくツイタ崎に到着しました。グーグルストリートビューで見ると目と鼻の先にキャンプ場があるようです。機会があったら来たい場所でした。

 じきに昼になるので日本三大朝市と称される呼子の商店街に移動しました。
 通りのおばさんに尋ねると「午後からは商店街の中を車が通行するようになるので朝市は昼までに終わったよ」とのこと。残念でした。
 諦めてぶらぶら散歩してると目前の「マリンパル呼子」から観光船が5分後に出発するとのことだったので、それに飛び乗り、呼子の定番「七ツ釜」に向かいました。
 確か学生の頃に来たな、と思い出しながら次に来る時はと計算するとたぶん生きてはいません。そんなくだらないことを考えながら船に揺られていました。

 間もなく現場に到着。こんな観光地でも磯釣りを楽しんでいる人たちが、うねりで波をかぶりながら陣笠のように岩に貼りついています。観光船の中は留学生らしき白人のYouが観光を楽しんでおり、きっと途上国のおかしな奴らに見えていることでしょう。私も客観的にそう見えました。
 ここは超デカいメバルやグレが釣れる場所なんです。身を張って家族のためにご馳走を釣っているのですからわかってあげてください・・。
 波に浸食された断崖を見学し40分ほどで港に戻りました。

 周りを見渡すとどこを見ても「イカの活き作り定食」ばっかり。いつもイカ釣ってきた私としては、魚釣りで釣れない豚肉の方が希少価値が高いわけです。焼売だってイカより肉がいいに決まってる。それに呼子のイカを水揚げしている福岡県鐘崎漁港で育った家内はイカに触手を伸ばしません。それにイカの身がネオンのように点滅しゲソがくねくねと躍るのを見るのはなんとも残酷じゃありませんか。
 とうとうイカ定食orイカ焼売以外のものを見つけきれず、そそくさと呼子を後にしました。

 次に向かったのは名護屋城跡。今日は土曜日というのになんと休業日・・。そんなことあるのかよ、佐賀県。

 美味しそうな店がなかったから、諦めて道の駅で簡単に昼飯でも済まそうと立ち寄った「道の駅 桃山天下市」。駐車場に着くと価格を塗りつぶしたイカの活き作りの看板。周囲に店がないから一見さん相手でしょう。「推して知るべし」

 その後鷹島に立ちよりたかったのですが、もう佐賀県はここでお別れすることにして、長崎県の生月島をセットしました。 つづく

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