背振(せふり)山は佐賀、福岡の県境に位置する標高1,054.6mの山で、日本三百名山の一つとされています。
先般のニュース番組の中で山頂から福岡、佐賀が360度パノラマビューができると報道されていてたので、3/19 日の朝、ここを目的地に出発しました。
九州自動車道は渋滞とのことで一般道を走ります。途中南区を通過するので「サイラー」に立ち寄りパンを購入しました。ここは個性的なパンが味わえる人気店です。
「中島公園」に寄って昼食にしました。
公園は那珂川の中州に作られていて、園内に清流が流れ子供たちやご老人たちの憩いの場になっています。野菜の直売店もあり車が停められないほどでした。
南端ダムを通過。昔と道がずいぶんと変わっておりナビ情報もあてにならず、遠回りしてしまいました。
136号を通るコースは脊振ダムの近くにあります。距離的には目的地に近いのですが、残念ながら通行止め。せっかくだから背振ダムに行ってみましたが、こちらも通行止め。子供が小さい頃ブラックバス釣りに来た頃はたくさんの人が集まって遊べる場所でしたが、今は誰もいなく周辺の店も活気がなくなっていした。
そのまま来た道を引き返し国道385号を南下。もう一つのルートを目指します。
途中道の駅「道の駅 吉野ヶ里」に寄りました。ここには「さざんか千坊館」という物産館があり、農産物の産直販売をしています。イートインも充実しています。
道の駅の展望台からは佐賀平野や雲仙普賢岳が一望できます。
入り口では「東背振トンネルの天然水」を無料で汲んで帰ることができます。
県道305号線に入り、頂上に近づくと3月中旬というのに路肩にまだ雪が残っていました。
ほどなく頂上の駐車場に到着。正面の高台に見える塔が頂上です。
航空自衛隊の入口付近から石段が続いています。頂上まではわずかですが、勾配が急なので結構息が切れます。
途中「役の行者像」があり金網越しに拝めます。ウンチクは写真からどうぞ。
山頂には脊振神社があります。御穀豊穣の神として信仰され、いつも多くの参拝者がいるそうですが、今日は私たち二人だけでした。
今日は黄砂のせいか視界が悪いうえ柵が邪魔するので360度パノラマビューという感じではありませんがその半分くらい?は見渡せます。
山頂は気温の差が5度くらいありますので、この時期でも防寒の対策はしっかりした方が良いでしょう。
帰りに建設中の五ヶ山ダム東の道を通りましたが、今回の旅の中で最も美しかったと思います。近い将来、福岡市近郊の観光スポットとなるでしょう。