魚釣りが好きな私にとってキャンピングカーで最も欲しい装備はシャワー設備。 しかしシャワーの設備を整った車は少なく、気に入った車種が見つかりません。マルチルームにシャワー設備を装備できないか尋ねても殆どのカスタムショップから「シャワーはやめた方がいいですよ」と勧められませんでした。
その理由は車の中で水を使うことのリスク。水が車に好ましくない設備であることと熱交換の設備の故障問題とのことでした。
その数少ないシャワー設備が整ったバンコンが「レクビィ」の「カントリークラブ」。ただシャワールームがとても広くてスペースがもったいないという理由でなかなか購入に踏み切れません。
カスタムプロホワイトの池田氏から「シャワーは外ですればいい!」と切り捨てられ、「自分はいつもスキューバしたあとクルマのシャワー浴びて帰ってる」との言葉に誘われクリーデンスを購入するに至ったわけであります。
しかしながら、やっぱし欲しいもんは欲しい!という気持ちは最後まで諦められず、あれこれ考えています、
クリーデンスはシンクの取っ手を引っ張り出すとシャワーとして使うことができますが、タンクの水を加熱することができないので、使うのは真夏に限定されます。(さすがに真夏になるとタンクの水も生温くなっております)。
瞬間湯沸かし器があれば良いのですが、カセットガスを用いたものは熱量が全然足りないせいか存在しません。
つまり方法はただ1つ、ポリタンクの水を暖める方法です。20リットル程度のポリタンクを用意しヤカンで湯を沸かし適温まで温める。それに先般購入したロゴスシャワーを取り付けて使うというのが前提となってしまいます。
この方法でいくつかの方法が考えられました。
- カーサイドテント
小川キャンパルとロゴスから発売されておりこれを購入するという手があります。嵩張るうえ高価です。オートキャンプ場に限定された用途となるのが難点。 - バックドアカーテン
シャワー用のカーテンを吸盤を使って吊り下げる方法です。3枚のカーテンをつなげて使う方法です。自作しましたがあまり使う気になっていません。 - シャワーテント
着替え用のテントを車の外に設置して使います。買った後なかなか使う勇気がなく出番がありません。これも近日中にレポートします。 - 車内
後部のスペースを利用し車内で使った排水を外に出す。クルマの中にシャワーカーテンを設けることで寒い日でも使える可能性がありますが机上での話ですので近いうちにテストします。 - ポンチョ
この中で服を脱ぎ、シャワーを引き込んで使えるんじゃないかと思います。既に購入済ですがレポートは次の機会とします。 - シャワールームの設置
ダイハツのウェイクで話題になったものですがニッサンキャラバン用のものはありません。キャラバンNV350はサイドオーニングも取り付けが容易にはできないので自作で作成する必要があります。右の写真のものは放射状に大きなものを作りましたが嵩張りすぎて失敗しました。秋になり旅に出る機会が増えましたらテストを続けたいと思います。
今回はこじんまりとしたNV350用のシャワールームを設計してみました。後部のドアを開けドアごとすっぽりと被せて使います。タープとしても使えますが、プライベートルームにもなり、広い用途で使えると思います。私も涼しくなったら作ってみます。ブルーシートでも作れる大きさなので興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?