2017佐賀インタナショナルバルーンフェスタ

 日本の絶景の一つとして近年話題の佐賀インタナショナルバルーンフェスタ。別にバルーンが好きなわけじゃないのですがちょっと期待して行ってきました。

 競技は午前7時と午後3時に行われるそうですが「朝に飛び立つ時が一番迫力がある!」との知人の話を聞き前乗りしました。
 会場となる北駐車場はすぐいっぱいになるらしいので午後9時過ぎには現地入りしました。
 嘉瀬川の河川敷に作られた全長1kmに及ぶ細長く大きな駐車場ですが、すでに3割ほど埋まっており、さらに続々と車が入っております。
 駐車場は入口一カ所の一方通行で南側の大会会場本部に近い位置から車は埋まっていきます。
 キャンピングカーは50台収容の専用駐車場か北の外れにありますが、ここは長期滞在組が多く、多くのキャンピングカーは一般駐車場に停めています。
 一般の駐車場は「車中泊禁止」の看板が随所に掲示していますが、車外にテントが随所に張られているような状態です。
 すぐ満車になって停められなくなるから「車中泊禁止」なんでしょうが、前乗りしたクルマはみんな「車中泊」なんで禁止する意味はわかりませんよ。

 到着後酒が過ぎたせいか夜中に何度もトイレに行く始末。駐車場にはトイレが随所に設けられています。


 0時頃には周囲は車の駐車で騒々しかったのですが次第に静かになりました。午前3時ごろに目覚めて外を見てみるとすでにクルマは満車状態であまり動いておりません。その後朝まで行列は続いていました。午前7時に競技開始ですのでこの時間から車が空くことはないでしょう。

 6時半になり車を降りたら場内放送がありました。

「強風のため本日の競技は中止となりました」
「午後3時からの競技も困難と思われます」・・・

 昨日の日帰りバスハイクで来たらよかった。予定を変更し前乗りして来たのに・・皮肉なもんですが仕方がありません。

 大会本部周辺はたくさんの露店が出ています。B級グルメの影響かメニューもこだわりのものが増えました。

 バルーンのデモが行われました。強風ではコントロールが出来ないので飛行は行えませんが雰囲気は味わえました。

 クルマに戻り朝ごはん。

 何泊もしてイベントを楽しんでいる人たち。バルーンは飛ばなくてもみんな楽しそうです。

 三重津海軍所跡(みえつかいぐんしょあと)。世界文化遺産登録が決定した「明治日本の産業革命遺産」のひとつ。海軍所の跡地といってもなにもないそうで通過しました。

 大牟田市内で世界文化遺産に認定された「三池炭鉱宮原抗」と「三池炭鉱専用鉄道敷跡」。

 三池炭鉱の主力抗で明治31年~昭和6年に稼働。平成9年3月30日に閉山しました。  

 この竪坑櫓で人の昇降や石炭の搬出が行われました。大量の地下水を排水管から汲みだします。

 エレベーター。これを利用して地下400mまで降ります。

 労働は当初囚人により行われ「修羅抗」と恐れられたそうです。

 入場料はいりません。ボランティアの方から案内していただけます。井上様ありがとうございました。

 世界文化遺産「三池港」。石炭の積み出しを行うために日本で唯一の閘門が建設されました。閘門(こうもん)とは、水位が違う水路の間で船を上下させる装置です。

 昭和38年11月9日午後3時12分、三川坑で炭塵爆発により458名もの人命を奪い、一酸化炭素中毒患者839名を出した事故は知られていますが、「三池炭鉱三川抗跡」「三池抗災害慰霊碑」などがこの近くにあります。もっと知りたい方は尋ねてみてはいかがでしょうか?

 南関IC経由で帰る途中、久しぶりにとんこつラーメンを「つたや」で食べて帰りました。

 コッテリ系のとんこつラーメンです。餃子が美味しい人気店です。

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