グランメッセ熊本で九州キャンピングカーショー2018が開催されました。
九州自動車道を南下。少し早起きしたせいか朝からうとうと半居眠り運転、途中休憩をはさみ約2時間かけてようやく会場に到着。
そして受付でチケット購入。ん?パンフレットに表記された「3年ぶりに春の九州キャンピングカーショー開催」とはどういうことなんだろう?
グランメッセ熊本では、2016/4/14 熊本地震により大きな被害にあったため、この地では開催が中止されましたが、福岡マリンメッセやサンメッセ鳥栖など九州各地で何度もキャンピングカーショーが開催されています。こういう関係の仕事をしてきた者として、言葉の使い方、表現の仕方は注意しなければならないってこと、頭に入れておかなきゃいけませんね。正直意味わからんです。
まあ、そんなことはどうでもいいのでスルーしましょう。
3年ぶりということもあってか(笑)会場大盛り上がり。来場者も過去最大なのではないでしょうか? 想像ですが福岡マリンメッセの倍以上、2万人は来場しているかも知れません。(外れたらスミマセン)なにしろ2200台収容の駐車場が埋まろうとしているのですから。先般福岡で行われたアウトドアショー(アウトドアデージャパン)とは規模が異なり、アウトドアよりもキャンピングカーの方が圧倒的に人気なのが分かります。
アウトドアショーにはいない年齢層がキャンピングカーショーにはいます。
テント泊とは無縁なシルバーの富裕層。
この業界の景気を引っ張っています。
このキャンピングカーショー、モーターショーのような新車の発表、紹介の場と思われますが、それとは大きく異なり販売が大きな目的のイベントです。有料大商談会といったところでしょうか。
会場に入ると既にあちらこちらで商談が行われています。
メーカーの営業担当者よりも熱心に奥さんに営業する旦那。どこかで聞いたような会話が聞こえてきます。
「15年~20年は乗る車やからフツーのクルマ乗るよりずっと安いっちいわれるけど、それはいえるよな~。」
( いやいや違います。奥さん騙されちゃいけませんぜ。こんなデカいクルマ通勤や普段乗りできないからもう一台いるんですよ。それに車両800万円、オプション付けて、車両保険、登録、それにローンでも組むものなら軽~く家が買えますよ。 笑)
毎年新しいものがないか会場内を回りますが自分の好きなクルマしか興味がわきません。先ずは「レグヴィ/カントリークラブ」。魅力は何といっても最後部のシャワールーム。寝台列車ライクなムダのないレイアウトや2段ベッド、デザインもGOODです。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
そして前回もレポートした「MYSミスティック/レジストロ」です。このクルマは軽貨物ですが架装することで普通車登録となります。さらに価格はハイエースに手が届くといったシロモノですが、この遊び心というか雰囲気は私好みです。
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それよりもっとワクワクするのがこれ。まんまテントなので使えるシチュエーションは限られますが、アウトドアの王道だけあって車中泊とは違ったムードがたっぷり味わえそうです。
車上固定ポップアップ式なので、悪天候の時はちょいと出入りが不便と思いますが、それも楽しみの一部かな。
もうすぐ暑くムシムシした梅雨を迎えます。コイズミのブースでは携帯のクーラーや冷風機が展示されており、常時多くの人で賑わっていました。
いつも気になるモノ造りに長けた「コイズミ」というメーカーさんの「トランスクール」という冷風機、消費電力は0.8~2Aで、確かに冷たい風が感じられるのですが、この形はちょいと改良してほしいですわ。
空気清浄機と同じくフィルターは毎年交換する必要があります。
約2時間で見学終了。昼食時間なので外ではB級グルメが。ついに西郷どんが丼物になっておりました。
帰りの高速道路やサービスエリアには九州各地から集まったであろうキャンピングカーが走り回っておりました。この市場がもっと大きくなってインフラが整備されることを願っております。